Youth Co:Lab ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2024～Demo Day～

日時：2024年12月5日（木）19:00～21:00

2024年11月14日

Event Details

日付

05 12月 2024

時間

19:00～21:00

場所

Online (Zoom webinar)

English

若者によるソーシャルイノベーションと社会起業を支援する国連開発計画（UNDP）とシティ・ファウンデーションのプログラム「Youth Co:Lab（ユース・コーラボ）」。その一環として、12月5日に、社会課題に挑戦したい、高校生から35歳までの若者に向けたSDGsビジネスコンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2024」の Demo Day を東京大学と共催します。

Demo Day では、書類と動画審査を通過した受賞チームが、それぞれの SDGs達成につながるビジネスプランやアイディアを発表します！数々のイノベーティブな事業モデルの中から、厳しい審査をくぐり抜けた受賞チームのビジネスアイディアと、社会課題解決への熱い想いを、ぜひお聞きください！

Demo Dayでは、視聴者の皆さんが決定する観客賞が、受賞者に追加されます。
ご参加お待ちしております！

プログラム：

19:00 - 開会の挨拶
19:15 – 受賞ビジネスアイディアの発表
- アドバイザー及び参加者の前でビジネスプランやアイディアをピッチ。
- アドバイザーからのコメント・質疑応答。
20:30 - 観客賞投票・集計
20:40- 各賞の発表
20:55- 閉会の挨拶

参加費用：無料
使用言語：日本語、日本手話、英語（通訳あり）
参加登録：こちらのリンクよりご登録ください。

受賞チーム：

次世代型EdTech：子どもの多様な価値観を育むオンライン対話型サービスYOMY!
株式会社YOMY 安田莉子

3-8歳の子どもたちに、米国発の対話型絵本時間「ダイアロジック・リーディング」を届けるオンラインスクール。絵本を通じて子どもの想像力を育み、忙しい親の子育て支援も実現する次世代型EdTechサービス。

すべての人に水の持続可能性を
AQVANA Nur Adlin Binti Abu Bakar

人口増加と急速な気候変動に直面する昨今、増加する水需要は、ますます憂慮すべき問題となっています。IoTとバイオテクノロジーの活用を通じて、地理上の位置や経済的な地位に関係なく、すべての人に高品質の水と栄養価の高い食料への持続可能なアクセスを提供することを目指します。

a group of people standing in front of a laptop

新興国の女性・若者への IT 人材育成 “IMANI Hacking”
株式会社Darajapan 角田弥央

IT・ソフトスキルの習得を通じた新興国の若者・女性特化型人材育成・就職支援事業 IMANI Hacking Bootcampは、各国文化・生活環境からプログラムを設計。実践的な開発環境を提供し、リスキリングと雇用機会で貧困脱却を支援する。

揺らぐ世界に希望を照らす、難⺠のレジリエンス×クリエイティブ
Refeart Inc. 島倉愛理

2秒に1人が故郷を追われている現代。HOPYは、難民の背景をもつデザイナーやアーティストと協働し、彼らが不条理の中で培ったレジリエンスをクリエイティブを通じて社会に接続するクリエイティブレーベルです。

新興国の与信革命
株式会社HAKKI AFRICA 小林嶺司

独自のクレジットスコアリングシステムの開発を通じ、金融アクセスの無かった方々へ商用中古車のマイクロファイナンスを行っています。

子どものコミュニケーション支援システム「キミノミカタ」
株式会社Guardian ケイトリン・プーザー

kimino micata® は、子どものためのコミュニケーションツールである。オンラインアンケートで虐待や学校でのいじめの兆候を早期につかみ、子どものSOSをアラートによって学校内の特定のチームや養護教諭、外部の相談機関（予め登録した機関）へ伝える。子どもが対面では言いにくいことも伝えやすい工夫をしている。

ゾウと人間の軋轢を解消する養蜂事業
Wildlife Ventures Ltd. 米田耕太郎

ケニアで発生しているゾウと人間の軋轢を、ゾウが本能的にハチを怖がることに着目し、養蜂での解決を目指しています。

今回のテーマは「若者の力と共創が生み出すイノベーション」です。多様なアクターが連携する「共創」の重要性、そしてその共創を推進する若者の力に注目しています。

ソーシャル・イノベーション・チャレンジ2024も東京大学と共催し、CVC財団・CVCキャピタルパートナーズ、国連難民高等弁務官（UNHCR）駐日事務所、アマゾンウェブサービスのご協力を得て、「共創の機会」を広げました。協力団体の皆さまからのご支援により、今年は次の賞を設けることができました。

最優秀賞・ スケーラビリティ（汎用性）賞 ・ユース・イノベーター賞

CVC賞 ・UNHCR賞・AWS女性IT社会起業家賞 ・観客賞：Demo Dayに参加の皆さんの投票で決定！

賞名については、Demo Dayの各チームのピッチ後に発表いたします。どうぞご期待ください！

アドバイザー・プロフィール：

高槻大輔

シーヴィーシー・アジア・パシフィック・ジャパン(CVC)プリンシパル

CVC Asia Operations Teamの中核メンバーとして、東京を拠点に活動。グローバル投資ファンドで20年以上の投資経験を有し、投資実績12件・投資企業価値総額は1兆円を超える。
2016年にCVCに入社する前は、カーライル・グループで14年以上にわたりMBOやレバレッジド・バイアウト案件をリード。
それ以前は、財務省国際局（出向）、海外経済協力基金にて国際協力に携わった。
投資先の非常勤取締役に加え、一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ代表理事、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム理事、等を歴任。大学院大学至善館客員教授も務める。東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士（MBA）。

礒貝みずき

シーヴィーシー・アジア・パシフィック・ジャパン(CVC)インベストメント・ディレクター

世界最大級のプライベート・エクイティ投資会社であるCVCにおいて投資活動、投資先経営支援に従事。また、社内でのDiversity, Equity & Inclusion アジアサブコミッティーメンバーとして多様性の推進をサポート。それ以前は大手総合商社にて海外発電所や上下水処理等のインフラ事業投資やPMIに従事。
一橋大学法学部卒、英ケンブリッジ大学経営学修士

a man wearing a suit and tie smiling and looking at the camera

各務茂夫

東京大学大学院工学系研究科教授／産学協創推進本部副本部長, 一般社団法人日本ベンチャー学会会長

ボストンコンサルティンググループ、コーポレートディレクションズ (創業パートナー)、およびハイドリックアンドストラグルズ (パートナー) を経て、2004年からイノベーション・アントレプレナーシップの教授として東京大学の大学スタートアップエコシステムの構築に従事。一橋大学卒。IMEDE（現IMDローザンヌ、スイス）経営学修士（MBA）、ケースウェスタンリザーブ大学（米国）ウェザーヘッド経営大学院で博士号取得。
共著に“Clusters of Innovation in the Age of Disruption（2022年, Edward Elgar Publishing）”がある。

吉田塁

東京大学大学院工学系研究科附属国際工学教育推進機構工学教育部門副部門長・准教授

東京大学大学院工学系研究科准教授。東京財団政策研究所主席研究員。博士（科学）。専門は教育工学、生成AI、アクティブラーニング、オンライン学習、ファカルティ・ディベロップメント。東京大学教養学部特任助教、東京大学大学総合教育研究センター特任講師を経て、2020年より東京大学大学院工学系研究科准教授。訳書・著書に『学習評価ハンドブック―アクティブラーニングを促す50の技法』（監訳）、『教師のための「なりたい教師」になれる本』（共著）などがある。オンラインにおける意見交換プラットフォーム「LearnWiz One」を開発し、世界最大の EdTech コンペティション GESAwards 2021 研究開発部門にて世界大会優勝し、開発に携わった学生と起業。株式会社 LearnWiz 取締役・共同創業者。

a man wearing a suit and tie smiling at the camera

伊藤礼樹

国連難民高等弁務官（UNHCR）駐日代表

大学院卒業後、国連ボランティア（としてボスニア・ヘルツェゴビナに、また、日本政府のJPO制度を通じてミャンマーに赴任。1992年にUNHCRでのキャリアをスタートし、ボスニア、ミャンマー、スーダン、アルメニア、レバノン、ソマリアなどで難民保護の業務に従事。UNHCR本部では、国際保護総局保護官、アジア太平洋地域局次長を務め、その後国連世界食糧計画（WFP）日本事務所へ出向。UNHCRシリア代表、UNHCRレバノン代表を経て、2023年1月からUNHCR駐日代表。

辻悠佑

ICMG 執行役員・東京大学非常勤講師

新卒でJ.P.Morganに入社後、ICMGに参画。「Purposeful & Impactful Innovation –世界にとって本質的に意義のあるイノベーションを創り出す–」を軸として、多数の共創型イノベーションプロジェクト・プログラム・プラットフォームをリード。アイディエーションから事業化まで顧客と一体となった共同実行に加え、コーポレート戦略・イノベーション戦略・イノベーションプロセス・組織設計・人事制度などの全体戦略・個別戦略のグランドデザインから経営改革をリードした多数の経験を保有（社長直轄経験含む）。その他、SDGs分野におけるUNDP GCTISDとの戦略提携・共同イニシアチブ創出をリード。各種グローバルプログラムのJudging Panel、Mentorに選出。東京大学にてInnovation for Well-beingをテーマとした授業を担当。経済同友会アジア委員会副委員長。

青木広明

シティグループ証券株式会社-投資銀行部門　ESG/サステナビリティ責任者

2021年11月シティグループ証券入社。投資銀行部門のESG/サステナビリティ・リードとして日本におけるESGアドバイザリー業務を担当し、2023年4月より同部門の日本におけるESG/サステナビリティ責任者に就任。
前職は、ヴィジオアイリス（現ムーディーズESGソリューション）に在籍し、日本企業、アセットオーナー、機関投資家、金融機関向けにESGや気候変動関連のリサーチ及び対話を支援。グリーンボンド/ソーシャル/サステナビリティボンドなどのESG債の起債を行う発行体へのセカンド・パーティ・オピニオン提供サービスも担当。
一橋大学商学部卒、同商学研究科修士課程修了。

本木裕子

NPO法人エティック　シニアコーディネーター

外資の消費財メーカー、国際協力NPOや海外勤務を経て、ETIC.に2015年に参画。NPO・ソーシャルビジネスの成長支援に従事し、ソーシャルリーダー向けのリーダーシップ・マインドフルネスの研修、また企業のソーシャルインパクト拡大に向けた活動にも携わる。近年はこどもを支援するNPOや非営利団体を対象にした基金の運営を行う等、子ども支援領域に注力している。

ヨンシク・チョイ

アマゾンウェブサービス（AWS）韓国　公共政策におけるシニア・マネージャー

2020年にAWS韓国に入社。現在、韓国の科学・情報通信省と連携し、現地の規制に取り組む上で重要な役割を担っている。2021年にAWS Excellence Awards for DEI diversity, equity and inclusion) Social Enterprisesを立ち上げ、今年はソーシャルエコノミーセクターのデジタルインクルージビリティと持続可能性に関する業界全体のフォーラムを開催する。以前は韓国の男女平等・家族省のディレクターを務め、ベトナムとラオスではODAプロジェクトの規模を拡大した。かつてソウルのエクスペディア・グループと大塚製薬に勤務。

Ruoxiao Song

UNDPバンコク地域事務所ユース・エンパワーメント・アライアンス＆イノベーティブ・ファイナンシング・コーディネーター

若者主導の社会起業を通じた若者のエンパワーメントに尽力し、若い社会起業家がSDGsを達成できる環境を整えるためにパートナーシップを構築。アジア太平洋全域で若者のエンパワーメントに貢献している200以上のエコシステム・プレイヤーと積極的に関わるために、ユース・エンパワーメント・アライアンスを管理している。また、包括的なアントレプレナーシップに重点を置き、アジア太平洋地域の70以上のインキュベーターやアクセラレーターを対象に、若者の起業エコシステム能力向上プログラムを実施している。

UNDPに所属する前は、英国とペルーの開発プロジェクトでコンサルタントを務め、クラウドファンディング・プラットフォームを共同設立した。武漢大学で哲学の学士号（副専攻は経営学）を、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで都市経済開発の修士号を取得。AVPNフィランソロピー・フェロー。

Press Releases

次世代リーダーの育成: UNDPとパソナグループの戦略的パートナーシップがグローバルフェローにもたらす恩恵

2024年7月4日、国連開発計画（UNDP）のアフリカ若手女性リーダー（AfYWL）フェローシッププログラムは、パソナグループの淡路ユースフェデレーション（AYF）と連携して、グローバルなフェローたちを対象としたリーダーシップおよびネットワーキングスキルの強化を目的とするバーチャルワークショップを開催しました…