ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2022~最終ピッチコンテスト~

日時:2022年11月15日(火)19:00~21:30

2022年10月28日
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Event Details

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若者によるソーシャルイノベーションと社会起業を支援する国連開発計画(UNDP)とシティ・ファウンデーションのプログラム、「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」。その一環として、社会課題に挑戦したい、高校生から35歳未満までの若者に向けたSDGsビジネスコンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2022」の最終ピッチコンテストを開催します。

大会では、審査員と参加者を前に、書類や動画による事前審査を通過したファイナリストたちが、練り上げたビジネスプランやアイディアを発表します!

今年は、SDGs達成の基本原則である「Leave No One Behind ~誰一人取り残さない~」をテーマに、支援やサービスが届きにくい立場にいる人々をターゲットとしたビジネスにも着目します。

SDGs達成に焦点を当て、社会や人々の「困った」に寄り添う事業モデルで、今年受賞するのはどんなアイディアでしょうか?ぜひご参加の上、応募者の熱い想いをお聞きください!


プログラム

  • 19:00 - 開会の挨拶
  • 19:10 – 最終ピッチコンテスト
    事前審査を通過したチームが審査員及び参加者の前でビジネスプランやアイディアをピッチ。審査員による質疑応答。
  • 20:40 - 特別講演: DeafTawk  CEO Ali Shabar(Youth Co:Labパキスタン 若手社会事業家)
  • 21:10 - 受賞者発表
  • 21:25 - 閉会の挨拶 | シンシア・チャン (UNDPバンコク地域ハブ、ガバナンス・平和構築チーム、ユース社会起業・イノベーションコーディネーター )

参加費用:無料

使用言語:日本語、日本手話、英語(通訳あり)

参加登録こちらのリンクよりご登録ください。


出場チーム (ファイナリスト)


カーボンリサイクルプロジェクト

カーボンリサイクルプロジェクト 〜CO2をヒーローに〜

能美怜奈

CO2の可能性を最大限に活かして農業へ利用することで、地球温暖化と食糧危機という地球の二大問題とも言える課題に一石を投じます。CO2が悪者から、資源として世界を救うヒーロになる社会を目指していきます。


CeTrax

日本の臨床工学技術で開発途上国を支援する「医療機器管理・教育システム-CeTrax-」

株式会社Redge 稲垣⼤輔

生まれた国によらず、全ての人に医療の安全と質が保証された世界を実現するため、開発途上国における医療現場の医療機器の管理/教育の課題を日本の臨床工学技術を活用した医療機器管理教育システムで解決を目指す。


林業用高生育苗

林業に持続可能性をもたらす新たなテクノロジーを活用した「林業用高生育苗」の生産

株式会社WAKU 姫野亮佑

森林主伐後の再造林実施割合は3-4割と、日本の林業は持続可能性を失いつつあります。WAKUは新たな技術を活用し、通常よりも生育の早い「林業用高生育苗」を生産することで、林業に持続可能性をもたらします。


yuni

焼却処分場を再生工場に変え、日本を廃棄大国から資源大国へ

株式会社yuni 内橋堅志

寝具の年間廃棄は1億枚、およそ1人が1枚捨てています。しかし寝具のリサイクル率は2%。私達はこの課題を解決するため、寝具のお引き取りと再生素材化に取り組むサービス「susteb」を運営しています。

海ちょっぴりタマゴクッキー

タマゴアレルギー患者のための「ちょっぴりタマゴクッキー」

株式会社RelieFood 加納 颯人

私には重度の食物アレルギー患者の弟がおり、外食に気軽に行けない姿や苦しんでいる姿を間近で見てきました。そんな患者の方々の少しでも助けになるような商品開発を行っております。


アフリカ農村部のデジタルプラットフォーム構築

アフリカ農村部のデジタルプラットフォーム構築

株式会社Dots for 中田 渉

アフリカ農村部に対して、安価で分散的な機材を導入することによってデジタルプラットフォームを構築する。多くの企業の参入が困難だった市場へのチャネルを提供することでラストフロンティアのデジタル化を目指す。


冷蔵庫プロジェクト

冷蔵庫プロジェクト 〜ビジネスの力で貧困の連鎖を断ち切る〜

本嶋向日葵

途上国の貧困女性に冷蔵庫と仕入資金を貸与、子育てをしながら自宅で開業できる高利益なドリンク販売に特化した小規模商店のフランチャイズ展開を行います。所得を倍増させ生活の安定と貧困脱出を図る事業です。


Climatable

Climatable | おいしいも、地球にやさしいも。地球を救うわがまま叶えます。

Quisine Mayu

私たちは気候変動の課題に対して、外食事業者へ地球にやさしい食事メニューの導入推進を行い、その食事の温室効果ガス排出量のオフセットを提供するサービス「Climatable」の実現を目指しています。


審査員プロフィール:


特別講演
「DeafTawk:障がい者インクルージョン事業をパキスタンから世界へ!」
20:40~21:00 | 言語:日本語・英語(同時通訳)、日本手話

最終ピッチコンテストの審査を待つ間、Youth Co:LabパキスタンよりDeafTawkのCEOであるアリ・シャバールさんをお招きし、特別講演を行います。

DeafTawkは、スマホなどを通じてリアルタイムのオンライン手話通訳サービスを提供し、聴覚障がい者と健聴者の間のコミュニケーションギャップを埋めています。

DeafTawkは、2018年にYouth Co:Labパキスタン大会で大賞を受賞。2019年のYouth Co:Labアジア・太平洋サミットでも、「ソーシャル・イノベーション・チャンピオン」を受賞しました。

視覚障がい者でもあるDeafTawkのCEO、アリ・シャバ-ルさんは、聴覚に障がいを持つワミク・ハサンさんとともに、障がい者インクルージョン事業をパキスタンで創業しました。DeafTawkは、ワミクさん自身が直面していた、パキスタン国内の「手話通訳者不足」という課題への取り組みとして始まりました。

特別講演では、DeafTawkのこれまでの歩みを紹介し、その設立背景や、乗り越えてきた困難、そして「誰も取り残さない社会」への取り組みについて語ります。質疑応答セッションもあります。ぜひこの機会をお見逃しなく!

DeafTawk登壇者 プロフィール