UNDP「JPOキャリアセミナー」

JPOとUNDPでのキャリア構築、募集中の各JPOポストや応募書類について詳しく説明します。

2024年2月5日

国連開発計画(United Nations Development Programme)は、貧困の根絶や不平等の是正、持続可能な開発を促進する国連の主要な開発支援機関です。「国家にとっての真の宝は人々である」という信念に基づき人々や国々の能力を育てる活動を約170の国や地域で行なっています。UNDPは国連の中核的な開発機関として、SDGsの策定に大きな役割を果たし、世界におけるSDGs普及の推進力となっています。日本はUNDPにとって最も重要な支援国の一つであり、アフリカ開発、中東の安定化、防災、保健、民主化など多様なプロジェクトを実施しており、また、危機局長の野田章子はじめ、世界各国で80名以上の日本人職員が活躍し、人々の暮らしの改善に日々邁進しています。 

UNDP駐日代表事務所は下記の要領で、UNDPキャリアセミナーを2回開催します。

オンラインで2月15日開催の第一回キャリアセミナーでは外務省国際機関人事センター、UNDP人事部ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)の担当官、さらには外務省のJPO派遣制度*でUNDPに入職した現役JPOを含む3名の職員を交えての対話セッションも行います。 2月22日開催のセミナーはハイブリッド形式でアフリカ関連のJPOポジションにフォーカスして開催予定です。

現在募集中のポストや人事目線からの応募に関するより詳しい情報、JPOを通じたキャリア形成やUNDPでの仕事内容などについて紹介予定です。また、本セミナーは、今回の募集を含め近い将来JPO試験を通じてUNDPで働きたい人を対象としています。Q&Aの時間も設けておりますので、どんな参加者の皆様の質問にもお答えします。 

ぜひご参加ください! 


* JPO派遣制度は、将来的に国際機関で勤務することを志望する35歳以下の日本人を対象に外務省が実施している制度です。日本政府が派遣にかかる経費を負担して一定期間各国際機関に職員として派遣し、経験を積む機会を提供しています。JPO制度や2024年度の選考試験の募集要綱についてはこちら(外務省国際人事センターのホームページ)をご覧ください。 


 

第二弾UNDP JPOキャリアセミナー

JPOとUNDPでのキャリア構築について、アフリカに特化して募集中 のJPOポストや期待される職務内容について詳しく説明します。 第二弾のキャリアセミナーでは外務省国際機関人事センター、UNDP人事部のJPO担当官に加え、今回のJPO公募ポストとして挙がっているUNDPタンザニア常駐代表並びにTICADユニットの担当官を交えての対話セッションも行います。 

日時:2月22日(木)16:30〜18:00 (日本時間)  

会場:国連大学コミティールーム2・3(対面)またはオンライン(Zoomウェビナー)  

使用言語:日本語・英語 (通訳は入りません) 

参加申し込み:本イベントへの参加は、事前登録が必要です。 

対面での参加希望の方は、以下の申込フォーム に必要事項をご入力ください。 

https://forms.gle/pbHxHTPqvuqztLr99 

オンラインでの参加希望の方は、以下の申込フォームに必要事項をご入力ください。お申込のEメール宛に、Zoom視聴用URLをご連絡いたします。  

https://undp.zoom.us/webinar/register/WN_RHsKl1XBTIWlyzeixYP7DA 

プログラム: 

  • 16:30 − 開会の挨拶:ハジアリッチ秀子 UNDP駐日代表   
  • 16:35 − JPO制度の概要説明:中野美智子 外務省国際機関人事センター 課長補佐
  • 16:50 − UNDP JPO Service Centre より: Jean-Luc Marcelin, Partnership&Talent Outreach Specialist と Christina Favbro 
  • 17:05 − 公募中のJPOポストについて: 小松原茂樹 タンザニア常駐代表/近藤千華 アフリカ局TICAD連携専門官  
  • 17:25 − 質疑応答 
  • 18:00 閉会 

 

登壇者情報

小松原茂樹
UNDPタンザニア常駐代表

東京外国語大学卒業後、ロンドンスクールオブエコノミクス大学院で経済学修士号(国際関係学)を取得。(社)経済団体連合会事務局、OECD(経済協力開発機構)民間産業諮問委員会(BIAC)事務局出向を経て2002年よりUNDPに勤務。本部アフリカ局カントリーアドバイザー、ガーナ常駐副代表、本部アフリカ局TICADプログラムアドバイザー、マラウイ常駐代表などを歴任、2023年10月より現職。

近藤千華 
UNDPアフリカ局TICADユニット TICAD連携専門官

上智大学にて学士号取得(法学)後、民間金融機関にて勤務。その後JICA青年海外協力隊(村落開発普及員)としてウガンダに赴任した後、英国エセックス大学にて修士号(人権学)取得。JICA本部大洋州課・専門嘱託職員、在フィジー日本大使館・草の根無償資金協力委嘱員、タンザニアJICAプロジェクト業務調整員を経て、JPOとしてパプアニューギニア国連常駐調整官事務所勤務(UNDP / SARC)。2018年より現職。


第一弾UNDPオンラインJPOキャリアセミナー

日時:2月15日(木)18:00〜19:30 (日本時間)  

会場:オンライン形式(Zoomウェビナー)  

使用言語:日本語・英語 (通訳は入りません) 

参加申し込み:沢山のご参加ありがとうございました!

 

プログラム: 

  • 18:00 − 開会の挨拶: ハジアリッチ秀子 UNDP駐日代表 
  • 18:05 − JPO制度の概要説明: 鈴木恵子 外務省国際機関人事センター 邦人職員支援班長
  • 18:20 − UNDP JPO Service Centre より募集中各ポジションについて詳細と応募に関して: Jean-Luc Marcelin, Partnership&Talent Outreach Specialist 
  • 18:35 − JPO体験談: 峰安悠美 ガーナ事務所 / 斎藤紋衣子 カンボジア事務所 / 和泉寿之 パキスタン事務所 
  • 19:10 ー質疑応答
  • 19:25 − UNVについて 
  • 19:30 閉会

登壇者紹介

 


Jean-Luc Marcelin
Partnerships and Talent Outreach Specialist, UNDP人事部 JPOサービスセンター 

パリ政治学院(Sciences Po)卒業。国連での22年間を含む、27年間に及ぶプログラム開発活動の経験を持つ。UNDPのパートナーシップと人材アウトリーチスペシャリストとして、資金動員、パートナーシップ、人材採用におけるプログラム開発など、Employer Value Proposition戦略、ソーシャルメディアプレゼンスに関する様々な活動やイニシアチブを担当する。 また、UNDPの若手人材を発掘するための採用・選考活動にも携わっている。

峰 安悠美
Regional Programme Analyst (AfCFTA), UNDP ガーナ事務所

同志社大学商学部卒業後、重機メーカーにて勤務。バーミンガム大学にて修士号(国際開発学)を取得後、国連工業開発機関(UNIDO)インターン、開発コンサルタント会社勤務を経て、2023年1月よりJPOとしてUNDPガーナ事務所に赴任。前職では、アフリカ、アジアの産業開発、貿易、評価等のJICA技術協力プロジェクトに従事をし、現在はアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)プロジェクトに従事している。

和泉寿之
Programme Manager, Flood Recovery Programme, UNDPパキスタン事務所

立教大学(学士)、ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)(修士)卒業。民間企業勤務を経て、国連(UNDP)での16年を含む18年間に及ぶ国際開発分野での経験を持つ。これまでインド、エチオピア、スーダン、米国(ニューヨーク)、パプアニューギニア、南スーダン、シリアで勤務。2023年10月から現職。専門は、平和構築、紛争予防、災害・紛争後の復興、危機対応、リスク管理、デューデリジェンス、資金調達、パートナーシップ、プログラムマネジメント、Monitoring & Evaluation、トラストファンドマネジメント、等。元JPO。

斎藤紋衣子
環境政策専門官、UNDPカンボジア事務所

慶應義塾大学経済学部卒。アメリカのDUKE大学で環境マネジメント修士号取得後、世界銀行で勤務。その後、コペンハーゲン大学で環境資源政策博士号を取得。2013年より、UNDPカンボジア事務所に勤務し、現在は、環境政策専門官として、循環型経済の実現に向けて政策支援を行なっている。