模擬AU会議
―模擬アフリカ連合会議(Model African Union)について
模擬アフリカ連合(AU)会議は、模擬AU実行委員会の元、UNDP(国連開発計画)、JICA、上智大学、各国大使館の共催で今年初めて開かれる大会です。その第1回目は2024年8月23日(金)に東京にて開催される予定です。
―大会コンセプト
みなさんはアフリカについてどれくらい知っていますか?
日本から遠く離れた大陸というイメージの人も多いのではないでしょうか。日本とアフリカの関係の歴史は長く、双方の社会・経済の結びつきは拡大し続けてきました。日本政府、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)が共催するアフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development:TICAD)は、1993年から日本とアフリカの両方で開催され、2025年には9回目を迎えます。気候変動や紛争、金融不安など複雑化するグローバル課題の中、アフリカの人口は、2050年には世界の4分の1を占めると予測され、国際社会においても発言力を増しているアフリカとのパートナーシップを考えていくことがますます重要になっています。
模擬 AUは、2025年に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を見据え、若者が主体的にアフリカ諸国の持続可能な発展とパートナーシップについて考える初めての試みです。
―アフリカ連合(AU)とは?
アフリカ連合(Africa Union)は、アフリカ55の国・地域が加盟する世界最大級の地域機関です。エチオピアの首都アディスアベバに本部が置かれ、アフリカの政治的・経済的統合の実現と紛争の予防解決を目的としています。A Uが発足した(アフリカ統一機構より発展改組)2002年から、日本政府は常駐大使を任命し、閣僚を出席させるなど、AUとの繋がりを重視してきました。AUの側でも、2010年からTICAD会議の共催パートナーになるなど、相互に関係強化が図られています。
―模擬AUとは?
今年初開催となる模擬AUでは、模擬国連と同様、学生がアフリカ各国の代表になりきり話し合いを行います。通常の模擬国連では、学生はグループに分かれ、各々代表する国を割り当てられます。議題に沿って、自国の利害を加味しながら他国と交渉を重ね、複雑な問題を議論していきます。模擬AUでは30以上のアフリカ諸国を各グループに割り当て、議題に沿ってアフリカ諸国の経済・社会・平和について話し合います。なお、各グループには割り当て国出身のアフリカからの留学生がメンターとなり、情報収集や議論形成に一緒になって取り組むほか、各国の在京大使館からのアドバイスを受ける予定です。
2024年模擬AUの議題は『グリーンエコノミー・気候変動』です。アフリカ各国と国際課題について、日本およびアフリカ出身の仲間と真剣に学び、熱く議論する模擬AUにあなたも参加してみませんか?
【大会概要】
日程:2024年8月23日(金)予定
会場:対面・未定(東京)
主催団体:模擬AU実行委員会
共催団体:UNDP、JICA、上智大学(予定)、各国大使館
議題:『グリーンエコノミー・気候変動』
使用言語:公式討議(各国大使役が1分ずつ行うスピーチ)―英語、非公式討議(各国大使役の学生同士で行う議論/交渉)―日本語、成果文章―英語
<募集概要>
参加者:日本に住む大学生
応募要件:
- アフリカに関心がある大学生以上の学生(修士・博士含む)
- 会議当日までの2024年6月–8月の期間、本会議に関連したイベントや準備活動にコミットメントできる方(必須)
- 会議を進行可能な程度の英語力を有する方
- 模擬国連の経験があると望ましい(未経験者もサポートが付くため応募可能です)
募集人数:80名程度(ペアまたは一人での応募可)
参加費用:無料、遠方から参加の場合は2024年8月の大会開催時の交通費について支給
応募方法:Google フォームにて申し込み↓
🔗https://forms.gle/TJuyYxy5XrV7F84L7
応募期間:2024年5月29日(水)まで