南アフリカSDG投資家マップ2020
南アフリカSDG投資家マップ2020
2021年4月2日
国連開発計画(UNDP)は、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた民間資金の流れを拡大するため、「SDGインパクト」というグローバルなイニシアチブを進めており、「SDGsに資する取組みの基準を作り、認証する」「途上国のリスクと機会に関する情報を提供する」「課題解決に取り組む企業と投資家をマッチングする」という3つのパイロット事業を展開しています。
同イニシアチブの下、ブラジル、コロンビア、トルコに続き、アフリカで初めて南アフリカに関するレポート「SDG Investor Map 2020」を発行したのをうけ、UNDPが四半世紀にわたって共催しているアフリカ開発会議(TICAD:Tokyo International Conference on African Development) のフォローアップの一環として、日本とアフリカのビジネス・パートナーシップと投資促進のために、邦訳版を発行いたしました。
本レポートは、「すべての南アフリカ人に安価な基本的サービスへのアクセスを」を包括的テーマに、市場に即した投資機会に関する情報を提供することにより、投資家が SDGs 達成に向けて生まれた新たな機会を発掘するためのお手伝いをする資料です。南アフリカ国家開発計画や中期戦略枠組みに定められた国の開発優先課題と整合し、乗数効果が期待できる分野としてインフラ、教育、医療、農業を特定し、その投資機会の領域を明らかにするとともに、インパクトだけでなく、大きな収益を上げられる可能性もある細分化された領域や市場の状況に関する実用的な情報を掲載しています。