〜SDGsに沿った事業運営を実践するための意思決定ツール 日本語訳公開〜
「企業・事業体向けSDGインパクト基準」説明会
2021年12月3日
国連開発計画(UNDP)は、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた民間資金の流れを拡大するために、「SDGインパクト」という取り組みを進めています。
SDGインパクトの活動の柱は、以下の通りです。
- SDGsに資する事業運営を行うための3種類の「SDGインパクト基準」(「プライベートエクイティ(PE)ファンド向け」、「債券向け」、「企業・事業体向け」)の策定
- インパクトマネジメント研修制度の導入
- 上記基準に合致した企業等の認証および「SDGインパクト認証ラベル」の提供
- 投資対象となる途上国のビジネス情報を検索できる「SDG投資情報プラットフォーム」の運営
UNDP駐日代表事務所では、特に高い関心を集めている「企業・事業体向けSDGインパクト基準」の日本語訳を公開します。これは、企業やその他の団体・組織(NPO、NGOなどの非営利団体、公的機関なども含む)が、SDGsに資する事業運営を行うための基準です。また、基準本体に加え、企業等がSDGsに沿ったインパクトマネジメントを事業運営に組み込んでいくための様々な付属資料や研修教材、認証制度を開発中です。
この度、「企業・事業体向けSDGインパクト基準」の日本語訳公開に際して、その内容をご説明し、事業に落とし込んでいくための付属資料をご紹介する説明会を12月15日(水)にオンラインで開催いたします。モデレーターにはSDGインパクトの運営委員を務めてくださっている渋澤健氏(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)をお迎えし、日本の企業等の現状を踏まえて、このグローバルな基準をどう理解し実践していくと良いかを伺います。また「SDG投資情報プラットフォーム」の概要もご説明します。参加者の皆様からのご質問やご意見を頂く時間も設けます。
事前に「企業・事業体向けSDGインパクト基準」の日本語訳などの資料を公開しましたので、UNDP駐日代表事務所のSDGインパクト特設サイトをご確認下さい。またご参考までに、昨年12月に実施したSDGインパクト基準の概要説明会の資料・動画はこちらからご覧いただけます。
SDGsに積極的に貢献したいと考えている企業や団体の皆様の幅広い参加をお待ちしております。
記
- 日時:12月15日(水)午前8:00-9:30(日本時間)
- 場所:オンライン
- 言語:英語・日本語(英日同時通訳あり)
- お申込み:本イベントは終了いたしました。ご参加ありがとうございました。
イベント資料
「企業・事業体向けSDGインパクト基準」に関する各文書の日本語版
発表資料
- 発表資料 1: SDGインパクト SDGs達成に向けた民間資金の流れの拡大を目指して
- 発表資料 2: アジア太平洋地域におけるSDG投資情報マップ
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イベントの録画は以下より自由にご覧いただけます。
プログラム:
8:00-8:05 |
開会挨拶 |
UNDP駐日代表 |
8:05-8:20 |
1.SDGインパクト基準とは 「企業・事業体向けSDGインパクト基準」の概要 |
SDGインパクト ディレクター ファビエンヌ・ミショー |
8:20-8:30 |
企業等の皆さんへのメッセージ |
SDGインパクト運営委員 |
8:30-8:45 |
2. SDGインパクト基準の使い方 ・付属資料・研修の紹介 ・自己評価ツールの紹介 |
SDGインパクト ディレクター SDGインパクト測定・管理アドバイザー |
8:45-8:55 |
実践に必要な心構え |
SDGインパクト運営委員 |
8:55-9:05 |
「SDG投資情報プラットフォーム」の概要 |
SDGインパクト アジア太平洋・ASEAN専門官 |
9:05-9:25 |
質疑応答 |
SDGインパクト運営委員 |
9:25-9:30 |
閉会挨拶 |
SDGインパクト運営委員 |
問い合わせ先:
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
Email: event.japan@undp.org