開催報告「2024年 Youth Co:Lab アジア・太平洋地域サミット」in マニラ!

2024年7月16日
カメラに向かってポーズをとっている群衆の前に立っている人々のグループ
Photo: UNDP

2024年6月26-28日、UNDPとシティ・ファウンデーション共催「Youth Co:Labアジア・太平洋地域サミット2024」がフィリピン・マニラで開催され、アジア太平洋の20の国と地域から、200名を超える参加者が会場に集まりました。  

今年度も「インクルーシブ・アントレプレナーシップ」をテーマに、若手社会起業家、政府代表団、民間セクター、投資家、その他ユース・コミュニティなど、多様なバックグラウンドを持つ参加者が一堂に会しました。サミットでは、若手社会起業家が包摂的で公正な社会を構築するための解決策、女性中心の取り組み、取り残されがちな地域社会への支援、革新的な気候変動への対応など、幅広いテーマで発表が行われました。 

日本からは、2019年 ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会において 観客賞を受賞したmymizu代表 と2023年日本大会CVC賞受賞の TAO's NATIVE CHICKEN チームがサミットに参加しました。最終日の「デモ・デイ」では、mymizuの 最高技術責任者 (CTO) のローリー・ケイト氏が代表となり、アジア・太平洋地域から選抜された他の若手社会起業家と共にビジネスアイディアの発表に臨みました。 

人混みを前にして机に座っている人々のグループ

最終デモデイで発表する mymizu 代表

Photo: UNDP

シティ・ファウンデーションの最高執行責任者(COO)であるフロレンシア・スパンガロ氏は、「シティ・ファウンデーションは、『パスウェイ・トゥ・プログレス 』(Pathways to Progress)という職業能力開発支援を通じて、若者の失業問題に取り組む団体を長年にわたって支援してきました。包摂的な起業家精神に焦点を当てた今年のYouth Co:Labサミットは、地域の社会課題解決に尽力する、次世代の多様な起業家とイノベーターを称える祭典となりました。」と話しました。 

セルバ・ラマチャンドラン UNDPフィリピン常駐代表は、「UNDPでは、『誰一人取り残さない(Leaving No One Behind)』という原則のもと、多様性、公平性、包摂(DEI)を推進し、変革の架け橋となる若者のエンパワーメントに尽力しています。」と述べました。 

Youth Co: Lab アジア・太平洋地域サミット2024 は、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、国際労働機関(ILO)、 Aspen Network of Development Entrepreneurs (ANDE)、CVCキャピタル・パートナーズ、英連邦事務局(CWS)、EY、イスラム開発銀行(IsDB)、スパーク・プロジェクト、StartupUp Quezon City およびケソン市地方政府の地域経済投資促進室とのパートナーシップにより開催されました。


ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会 2024 募集(予定)のお知らせ 

2024年8月頭に、SDGs達成に焦点を当てたビジネスモデルやアイディアを競う社会起業家コンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ 2024」への 参加者を募集する予定です。
選考を通過した個人またはチームは、最終発表(デモデイ)にて、ビジネスプランやアイディアをピッチします。コンテストで入賞するとオンラインアクセラレーター研修受講を始め、シティグループやパートナー企業からのメンタリングのチャンスがあります。  

応募案内は、国連開発計画(UNDP)のウェブサイトおよびソーシャルメディアにて発信しますので、ぜひフォローください。 
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