ハローキティと恐竜フランキー、世界環境デーに気候変動対策を共に呼びかける

2024年6月5日
© 2024 SANRIO CO.,LTD.  著作(株)サンリオ | Frankie the Dino Copyright UNDP © 2024  All rights reserved  Manufactured in the USA

ニューヨーク発、6月5日

世界環境デーの今日、気候変動の啓発を行う2人の世界的な人気キャラクターが共に気候変動対策を呼びかけました。サンリオの世界的に有名なキャラクター、ハローキティと、国連開発計画(UNDP)の気候メッセンジャーを務める恐竜フランキーは初めて顔を合わせ、その様子が「【人類絶滅の危機!?】恐竜「フランキー」がハローキティに会いにきた!」と題した特別動画として公開されました。

この動画は、フランキーが気候変動対策の重要性を訴えるために、UNDPの特使として4月に来日した際に撮影されました。来日中、フランキーはハローキティに会いに行き、人間が直面している気候変動の危機の深刻さについて、わかりやすい言葉と例を用いて語りかけました。最後にフランキーは、ハローキティに家族や友だちと気候変動について語り合い、対策への第一歩を踏み出すようすすめて、「絶滅を選ぶな」というメッセージを伝えました。

二人の対話をまとめたビデオは、若い世代に対して気候変動対策を呼びかけるため、「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」、およびUNDPのYouTubeチャンネルに英語と日本語で掲載されます。動画では、気候変動に関しては、食料安全保障や生物多様性など、様々な課題が相互に関連しているということが描かれています。また、産業革命前と比較して今世紀の気温上昇を1.5度に抑えるというパリ協定を達成できなかった場合の影響も示しています。パリ協定採択から10年という節目が近づく今、この動画は、手遅れになる前に早急な気候変動対策をとるよう呼びかけています。

恐竜フランキーは、2021年、気候変動の緊急事態に対する認識を高めるためにUNDPの「Don't Choose Extinction(絶滅を選ぶな)」キャンペーンに登場して以来、気候変動対策の力強いシンボルとなっています。このキャンペーン動画(CG)は、ユタラプトルという恐竜であるフランキーが国連の象徴とも言える国連総会議場に乱入し、驚く政府要人や外交官たちに対して、「気候危機に対処するために言い訳をやめて立ち上がれ」と語りかけます。 この動画は世界中で22億人以上に視聴され、実物のフランキーはいま、世界を回りながら人々に気候変動に対するアクションを呼びかけています。

ハローキティは2019年から国連と協働し、YouTubeチャンネル 「Hello Kitty Channel (ハローキティチャンネル)」を通じてSDGsをテーマにした動画を公開し、SDGsを支援しています。2023年、ハローキティはUNDPと協力し、「#HelloGlobalGoals」イニシアチブの一環として、「【SDGsゴール13】「気候変動に具体的な対策を」をキティと学ぼう!」をテーマに2本の動画を公開しました。

「【人類絶滅の危機!?】恐竜「フランキー」がハローキティに会いにきた!」は以下のリンクからご覧いただけます。

© 2024 SANRIO CO.,LTD.  著作(株)サンリオ 
Frankie the Dino | Copyright UNDP © 2024 All rights reserved | Manufactured in the USA

本動画はUNDPとサンリオが協働で制作しました。

UNDPについて 

国連開発計画(United Nations Development Programme)は、貧困や格差、気候変動といった不公正に終止符を打つために闘う国連の主要機関です。170か国において、人間と地球のために総合的かつ恒久的な解決策を構築すべく、様々な専門家や連携機関からなる幅広いネットワークを通じ支援を行っています。

UNDPは世界120以上の国・地域で、温室効果ガス削減や気候変動対策を進める「気候の約束」という取り組みを行っています。

※UNDPは特定のいかなる団体、ブランド、製品、サービスも推薦するものではありません。