ウズベキスタン・スルハンダリヤ州における若者のエンパワーメントのための新たなイニシアチブ
「テルメズ・ユース・ハブ」の立ち上げ
2024年10月22日
ウズベキスタン、テルメズ - 本日、テルメズ州立大学にて、日本政府の資金支援によるプロジェクトの一環として国連開発計画(UNDP)により設立された若者の職業訓練やエンパワーメントなどを支援する「テルメズ・ユース・ハブ (Termez Youth Hub )」のオープンセレモニーが開催されました。
式典には、テルメズ州立大学のアブドゥコディル・トシュクロフ学長、羽鳥隆司駐ウズベキスタン日本国大使、藤井明子UNDPウズベキスタン常駐代表をはじめとする来賓が出席しました。
人口の60%が30歳未満であるウズベキスタンでは、若者の問題を解決し、彼らが潜在能力を発揮する機会を創出することが特に重要です。若者は前向きな変化の主体、そしてイノベーション、アイデア、開発のための解決策を生み出す存在であり、彼らの声はウズベキスタンでますます重要になってきています。2024年を「若者とビジネス支援の年」とする宣言は、このことを改めて強調し、若者政策に対する国家的な取り組みを、人権の確保と強力な経済の構築を目的とした新たなレベルへと引き上げるものです。
専門センターによるネットワークは、若者のエンパワーメントに向けた国家の努力を増幅させるために極めて重要になります。「テルメズ・ユース・ハブ」は、ウズベキスタンにおけるUNDPの重要なイニシアチブの一つであり、「ウズベキスタンにおける若者とビジネス支援の年」の政府プログラムに沿い、スルハンダリヤ地域の若者により多くの機会を提供し、若者のエンパワーメント環境を整えることを目的としています。このハブは、IT、起業、外国語などの職業訓練を含む様々なサービスを提供するように設計されており、教育と雇用のギャップを埋め、若者が成功するために必要な手段を確保することを目指します。